プロジェクトZ 火種 第4号

平成17年11月
プロジェクトZ行動委員会
会長 横沢欽三
根知の皆さんこんにちは。
今日は、プロジェクトZ 行動委員会の活動の中から「農業促進グループ」の取組みについて ご紹介します。
「根知農地利用調整委員会」と言う長くて、難しそうな名前ですが、愛称「田互作」(たごさく)と言います。活動の目的は 「根知の田んぼは根知で守りたい!」と言う気持ちで立ち上げました。 高齢化・後継者不足・機械の高額化など、耕作の継続を難しくする条件が多い中で、耕作委託を考える方や、農地の 売却を考える方など、農業や田んぼ、農村の景観などを守る事が難しい環境にあります。

下の写真は、「火種2号」でご紹介しましたが、根知の耕作状況を色分けした地図です。
  1. 赤く塗られたところは既に耕作放棄された田んぼです。
  2. 黄色は耕作放棄が心配される田んぼ。
  3. 緑に塗られた田んぼは中心耕作地です。
これ以上赤く塗られた田んぼを作らないように、どうしたら守っていけるか大きな課題です。
根知の田園風景
【根知地域の地図】 緑の真ん中が根知川で右側が上流です。

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根知の基幹産業の一つである農業を如何に守るか。 生産のみならず、販売や付加価値の向上など課題は 山積ですが、農業を守る事は地域を守る事でもあります。
新しい取り組みへの挑戦も始まっています。 山間地でも栽培が可能な、蕎麦や越の丸ナス・タラの芽 コシアブラ・ミョウガ・ギンブキ・ブルーベリー・きのこ・山菜 など果敢な挑戦が始まっています。

越の丸ナス
別所のそば畑

◆ 根知地区の農業アンケートの結果

回収率 76.3% (515戸中393枚回収)
Q.農業規模の拡大・縮小の意向は? 規模拡大 12人 / 現状維持 132人 / 規模縮小 62人

規模縮小方法としては全面委託に出したい人が半数以上で、次いで作業委託です。
Q.年齢は? 経営者の平均年齢は、66.5歳
後継者は、37.7歳で、上根知が下根知より6歳ほど上である。
Q.あと何年耕作が可能か? あと1〜2年 20人 / あと3〜5年 35人
今後急速に農地の受委託が進むと思われる。
地域的には下根知の人が多い。
Q.後継者の有無は? 後継者あり 31.1%  /  後継者なし 68.9% 
尚、地域振興計画については、約80%の方々が積極的に進めるべきと答えておられます。
根知農地利用調整委員会
愛称【田互作】のご紹介

どんなことをするのですか?

田んぼの耕作が出来なくなったり、耕作や作業の委託をしたい人、売りたい人などの相談をお聞きし、引き受けて耕作してくれる人や団体を探します。
貸し手の方の一任を受けて、小作料等の交渉や決定を行います。
(小作料は場所・形状・日照・用水などの条件を勘案し決められます。)
決定された内容にもとずき、申出書の記入や農業委員会に手続きも貸し手に代わって行います。

どこに申し込めば、いいのですか?

JAひすい根知支店(栗山の農協)に申し込んでください。
委員会の役員さんで協議して、上記の内容について検討し決定します。
決定内容を、農協に連絡し、農協から農業委員会に申請します。
農業委員会の決定内容を農協から委員会に報告されます。

役員さんは、どんな方ですか?
会長: 青木誠さん
副会長: 高橋誉さん
庶務・会計: 安田修さん
委員: 横沢欽三さん・綱島宝充さん・斉木勇さん・斉藤とも子さん

以上7名の方です。
任期は2年です。平成17年11月19日より稼動しています。役員さんは各種団体から出て頂いた17名の構成員の方から協議して頂き決められます。

どんな方が引き受けてくれそうですか?
基本的に認定農業者の方としています。
現在、認定農業者でなくても、今後認定農業者の認可を受けられた方々も含めて検討して参ります。個人の方や、法人の認定農業者の方たちです。

JA根知支店は平成19年に大野に行くと聞いていますが?
平成19年3月に「姫川支店」として、大野に引越ししますが、この業務は引き続き継続してくれます。
ご安心下さい。

この委員会は根知だけの組織ですか?
そうです。プロジェクトZ 行動委員会 農業促進グループの取り組みの一つです。
役所の機能ではありませんので、義務も権利も無く(ここに申し込まなければならないとか、申し込んでもすぐに担い手が見つからない場合や、希望どうりの条件にならない場合もあります。)
いわばボランティア的活動です。糸魚川市の機能を根知の人が、スムースに手間を掛けずに利用頂けるようにパイプ役や、貸し手と借り手のパイプ役をするものです。

お金は、掛かるのですか?
貸し手の方はお金は要りません。今後、この委員会の活動内容や、借り手側の評価などを検討し、委員会の存続が必要となれば、借り手さんから会の運営費など頂戴するか検討して参ります。
「田互作」についてや、その他ご質問やご相談事があればお気軽に農協さんか、田吾作の役員の方々にご相談ください。
やってみないと分からない点や、至らない点が多々あろうかと思いますが、根知を思っての行動ですので、皆さんのご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
みんなで、根知を良くして行きましょう。
よろしくお願い致します。
編集後記 「田互作」(たごさく)と言う名前を愛称に決めたのは、根知の田んぼをお互いに知恵と力を出し合いながら、黄金色の実る姿をいつまでも守り・作り続けて行きたいと言う願いを込めて名付けました。
かたぐるしい名前より、みなさんに親しんでご利用頂きたいという切なる想いが込められています。
字は間違いではありません。造語です。
宇宙飛行士の野口聡一さんが無事帰還しましたが、地球を時速3万キロという想像もできないスピードの中、船外活動しながら219回まわって帰ってきました。
そんな時代であり、それも立派ですが、幾百年と土と米を守り・作り続ける事もものすごく立派だと思います。
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