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根知の伝統
根知山寺のおててこ舞

 根知山寺のおててこ舞(国の重要無形民俗文化財指定)山寺日吉神社に伝わるおててこ舞(延年の舞)とは寿命を延す。長生きをすると言う意味の舞であります。平安末期から鎌倉時代に行われた芸能の名で、寺院に於いて法会(ほおえ)の後に余興(よきょう)として遊僧によって演じられたもので、「おててこ舞」と称せられる舞は露の舞・若衆の踊・扇車・四節踊・三国踊・百六踊の六曲から成っていると言われます。



山寺金蔵院にある寛永2年(約400年前)の古文書によれば、「おててこ舞」の伝わってきた経路は関西から隣国信濃国に入り、それから安曇族によって根知に伝来したと言うのが一般的に語り伝えられている事柄です。国の重要無形民族文化財に指定され、吾が郷土根知の文化の古さと尊さを感じます。
サイの神
 サイの神とは、1月15日の小正月行事。切り出した栗の木にワラをくくりつけ、夜に火を付け、その火に、一年の無病息災を祈る祭です。特に厄年の人は、厄払いの意味も込め、御神酒を献上します。また、サイの神の一番上に付けた書き初めが、高く燃え上がれば習字が上手になると言われています。


 裏山へ、神木(芯木)を探しながら、ひたすら山登り芯木を切り出します。
ロープをかけて雪の中を引き下ろします。
大の大人が雪だるまになりながら、転がり落ちるように引っ張り出すこの時が、一番楽しいかも・・・


切り出した芯木を、田んぼの中まで引き出して、それから枝にワラを括り付けます。


ワラを括り付け終えたら、立ち上げます。
雪で祭壇をつくり、みんなでお参りをして、これで完成!
この後は、直会(なおらい:慰労会)で御神酒をいただきます。
あとは、夜の点火を待つだけ・・・



夜の7時には、集落のみんなが集まり、いよいよ点火です。
勢いよく燃えあがるサイの神に、一年の無病息災をみんなで祈ります。
山寺のはだかまいり
 12月31日の夜、厄年を迎える青年が、はだか参りで厄を払う行事です。
さらしの締めとワラジ、はちまき姿になり、山寺の観音様から日吉社本殿まで、走ります。その姿を見られてはいけないので、鐘を鳴らしながら雪の上を走ります。
地元の人達は、この鐘の音が聞こえてくると、その姿を見ないよう隠れてくれます。日吉社で無病息災を祈り、区長さんから神酒をいただき、お参りは終わります。あとは、年越しの酒宴によってさらに厄を払います。
雪の中を走り続けます。ワラジの足には、雪が刺さるようです。 日吉社本殿で、無病息災を祈ります。
区長さんから神酒をいただきます。当然、冷やです。
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